【新刊書】『どうぶつたちの給食時間』

『サルと屋久島』につづき、旅するミシン店さんの本をご紹介します。

こちらは2017年出版ですが、ずーっと気になっていた本でした。

いよいよ入荷! 内容充実、読み応え充分、可愛さ満点!!

イラストはもちろん植木ななせさんです。

著者の並木美砂子さんは動物園の研究者。

この本は、動物園で飼育されているどうぶつたちの生態と日々の「食事」についての

おはなしです。ゴリラやフンボルトペンギンといったメジャー級の方々からハシビロコウ、

アルダブラゾウガメといった姿形を思い浮かべるのがちょっとむずかしい方々まで登場します。

そして、このどうぶつたちの命の預かり手が動物園の「キーパー」さん。

日々どうぶつたちを観察し、食事の準備をします。

登場するどうぶつたちはみんな個性豊かで興味深いのですが、個人的にどうにもこうにも

気になって仕方がないのがナマケモノ。。。

どうぶつたちの給食時間はどうぶつたちの命の基本です。専門書として書かれたら

むずかしいだろう内容も、たのしく、おもしろく、わかりやすく、すんなりなめらかに

頭の中に入ってきます。なによりうれしいQ&A方式!(これがたのしい)

この本を持って動物園のどうぶつたちをじっくり観察してみたい。。。


❖『どうぶつたちの給食時間』 ¥1,650(税込)

著者|並木美砂子

発行|旅するミシン店 

発行年|2017年

枇杷舎

静岡市鷹匠の路地裏で週末の一時オープンする 屋根裏小べやのようなちいさなふるほんやです

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