【新刊書】『サルと屋久島』

東京・谷中にある『旅するミシン店』さんより新しい本が届いています!

1月より販売開始していましたが、ご紹介が遅くなってしまいました。

しかししかし、満を持しての登場です!

『旅するミシン店』さんの本は、やっぱりひと味ちがいます。

そう、『サルと屋久島』。

枇杷舎でもたびたびご紹介している松原始さんと半谷吾郎さんによる

ヤクザル調査隊とそのフィールドワークのおはなしです。

個人的に「調査隊」「フィールドワーク」という言葉にとても弱いわたしは、

これだけでぐっときてしまうのですが、その対象が「屋久島のサル」!

これは、もう、ノックアウトです。

まじめ担当:半谷さん  ふまじめ担当:松原さん(たいへん失礼!)

そんなコントラストでおくる『サルと屋久島』、と書いたらコミカルな内容を

想像されるかもしれませんが、いやいや、とってもまじめ。みなさんその世界のトップ研究

者ですから当然なのですが、むずかしいことをわかりやすくおもしろく伝えるというのは、

誰にでもできることではありません。コミカルだけど、まじめ。だからこそ、読みごたえが

ある! そしてその内容を受けて、わかりやすい・おもしろいに+αを添える植木さんの

イラスト。帯にはさりげなく山極壽一さんのコメントが。山極さん、今でこそ京大総長です

が、この本の中では調査隊の一員として登場します。

みなさんに、ぜひぜひぜひ読んでいただきたい一冊です。


❖『サルと屋久島』 ¥1,760(税込)

著者|半谷五郎 松原始 

発行|旅するミシン店 

発行年|2018年12月

枇杷舎

静岡市鷹匠の路地裏で週末の一時オープンする 屋根裏小べやのようなちいさなふるほんやです

0コメント

  • 1000 / 1000