【ふるほん紹介】いちごばたけのちいさなおばあさん

いちご畑の土の中に住んでいるちいさなおばあさんの仕事は、

いちごの実がなると、いちごに赤い色をつけてあるくこと。



ある年のあたたかい冬のこと。おばあさんが百段ある階段を上って、地面の上に出てみると、

春はまだ先だというのに、いちご畑には青々とした葉っぱが広がっているではありませんか!

花が咲き、実がなるのももうすぐです。

おばあさんはあわてて、いちごの色を作る仕事場で、いちごの赤い色を作る作業に取りかかりました。



大忙しのおばあさん!



ようやくいちごを赤く染める仕事が終わって、ほっとひと息ついたおばあさんを待っていたのは…


「かばくん」や「ジオジオのかんむり」でおなじみの中谷千代子さんのふくよかな絵が

わたりむつこさんのファンタジックな世界を彩る、そっと抱きしめたくなるような絵本です。


❖『いちごばたけのちいさなおばあさん』〈こどものとも傑作集〉 ¥500 SOLD OUT

さく:わたりむつこ

え:中谷千代子

発行:福音館書店

発行年:2004年

状態:キズやイタミなどなく大変良好です。

枇杷舎

静岡市鷹匠の路地裏で週末の一時オープンする 屋根裏小べやのようなちいさなふるほんやです

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