【ふるほん紹介】しょうぼうねこ

きいろいからだにくろい点々があるのらねこのピックルズ。

アパートの裏庭にあるたるの中に住みながら、毎日することといえば子猫を追いかけまわすことくらい。

でもじつは、いつか、なにかすてきなことがしたいとおもっているのです。



ある日、ピックルズは子猫を追いかけて高い木に登り、降りられなくなってしまいます。

そこに助けにきてくれたのが、消防士たちでした。消防士のジョーが連れて行ってくれた

消防署で訓練に励み、ピックルズははれて「しょうぼうねこ」として消防士の仲間入りをすることになったのです。


たくさんの人たちに囲まれて、ようやく自分が探していた”なにかすてきなこと”を見つけたピックルズ。

今まで苦手だった”ほかの猫たちと仲良くすること”も、すこしずつできるようになってきましたよ。



❖『しょうぼうねこ』 ミセスこどもの本

作|エスター・アベリル

訳|藤田圭男

発行|文化出版局

発行年|

枇杷舎

静岡市鷹匠の路地裏で週末の一時オープンする 屋根裏小べやのようなちいさなふるほんやです

0コメント

  • 1000 / 1000